いかのおすしと子どもたちの安全
冬休みの終わりと新たな始まり
皆さん、クリスマスや正月、そして冬休みはどのように過ごされましたか?楽しい思い出がたくさんできたことでしょう。
子どもたちも再び学校に戻る準備を始め、3学期のスタートに心を弾ませていることでしょう。
しかし、親としては登校の際の安全が気になる季節でもありますよね。
日が短くなり、雪が降って凍結するこの時期は、子どもたちが無事に学校に行けるか、いつも心配です。
交通事故の危険と心の痛み
全国で報じられる子どもたちが被害に遭う悲しい事件が続いています。
「いつ、どこで」これが起こるのか分からない不安は、親の心を常に重くしています。
ちょっとした不安も、家を出る前に誰もが頭を悩ませる要素ですね。
安全対策をしても決して過信はできず、事故に遭わないことを願うばかりです。
そんな状況の中、私たち大人が何をするべきか、一緒に考えていきたいものです。
減少する頼りの「子ども110番の家」
最近、「子ども110番の家」の数が減少している事実をご存知ですか?県警のデータによると、設置数は約3万5千カ所にも関わらず、10年前に比べてなんと3万カ所も減ってしまったそうです。
協力してくれる商店や事業者が廃業したり、共働き世帯の増加で不在が多くなっているという背景もあるようです。
これでは、万が一のときに頼れる場所が少なくなってしまい、心配は尽きませんね。
地域の結束がますます求められているのかもしれません。
「いかのおすし」の大切さ
そんな中で重要なのが、「いかのおすし」という防犯標語です。
これは「いかない」「のらない」「大声を出す」「すぐ逃げる」「知らせる」の五つの要素から成り立っています。
この標語を子どもたちに教えることで、自己防衛の意識を高めることができるのです。
教えられたことは、まるで回転寿司のお皿のように、心にしっかりと留まることでしょう。
大人の役割と地域のサポート
私たち大人も、子どもたちが安心して登校できるように、しっかりとサポートする役割があります。
子どもたちが安全に成長できる環境を作るためには、地域全体が協力し合うことが欠かせません。
「いかのおすし」をしっかり胸に刻み、子どもたちの安寧な未来に向けて、一緒に歩んでいきましょう。
これからも地域の安全のために、しっかりと受け皿となれるよう努めていきたいですね。