海洋ごみでXマスリース作り
心をつなぐアートの力
鹿児島県宇検村平田で行われた「奄高生と海洋プラを使ったクリスマスワークショップ」というイベントでは、小中学生や保護者たちが一堂に会し、地元の海岸で漂着した浮きを使ったアートな体験を楽しみました!参加者は20人以上と賑やかで、生き生きとした雰囲気の中で行われました。
確かに、クリスマスに向けたこのワークショップは、ただのイベント以上の意味があったのです。
海洋ごみを使うことによって、環境問題への意識を深めつつ、楽しい思い出を作ることができたのが魅力的でした。
ビーチクリーンと環境教育の重要性
イベントの初めには、参加者全員でビーチクリーンを実施しました。
海の美しさを守るためには、まずごみを拾うことが大切です。
その後、海洋プラスチックに関する教育ビデオを見て、自然界におけるプラスチックの影響について学びました。
中でも、鳥がプラスチックを誤飲してしまうという事実には、現場にいた子どもたちも驚きの表情を浮かべていました。
こうした知識を得ることが、未来の環境保護の一助になるといいですね。
クリエイティブな飾り作り
次に行われたのは、収集した浮きを使ったクリスマスリースの飾り作りです!髙島愛子さんが長年集めたカラフルな浮きを、参加者たちは金色や赤の絵の具で自由に色付けして、個性的な模様を作り上げました。
シールを使って表情をつける子どもたちの姿は、見ているだけで笑顔になってしまいます。
制作中の会話や笑い声が、アートを生み出す特別な空間を作り出していました。
参加者の子どもたちがクリエイティブな才能を発揮する姿は、本当に素晴らしいものでした。
コミュニティの強さと協力の響き
このワークショップは、地域おこし協力隊の栄雄大さんや地元の高校生、大学生たちの協力によって実現しました。
地域が一体となって環境問題に取り組む姿勢に感動を覚えます。
イベントの最後には、完成したリースが集落の「アシャゲ」に掲げられ、その光景は地域の風景に素敵なアクセントを加えました。
地域の人たちが手を繋ぎ、一緒に活動することで得られる連帯感は、まさにこのイベントの宝物と言えるでしょう。
子どもたちへのメッセージ
参加した子どもたちからは、「プラスチックを食べている鳥のことを知って驚いた」「色を塗るのが楽しかった」という素直な感想が寄せられました。
今後の未来を担う彼らが、環境問題に興味を持ち、自分たちのできることを考える一歩を踏み出したことは、非常に意義深いと思います。
栄さんが語ったように、「楽しくできたことが一番」という姿勢は、今後も大切にしていきたいですね。
このような取り組みが広がり、様々な場所で実施されることを願っています。