きれいなまち「プレゼント」 - 丹波篠山のごみ拾い活動
サンタや恐竜が街をきれいに!
クリスマスを目前に控えた12月16日、兵庫県丹波篠山市でユニークなごみ拾い活動が行われました。
この日は、サンタクロースやトナカイ、さらにはティラノサウルスの着ぐるみを着た参加者たちが集まって、街をきれいにするために楽しく清掃活動に励みました。
いつもより賑やかな日常とは少し違った様子に、通りかかる観光客たちも驚きと楽しさを感じていたことでしょう!
地域の団結と新しい感覚
この活動は、同県但馬地域の学校教諭たちが集まり作った「但馬掃除に学ぶ会」が提唱したもので、丹波篠山市内では毎年行われています。
アクティブな地域の有志たちが、清掃活動を通じて地域の環境を守るという大切な思いを胸に、集まっています。
参加した方の中には、取り組みを新感覚として捉え「ごみ拾いにはしんどいイメージがあったが、サンタや恐竜の格好によって明るくできる」と語る方も。
こうしたユニークなアプローチが、参加者にとっても地域の発展にとっても大きな意味を持つのです。
観光客との交流も楽しむ
ごみ拾い万全の装備で、火ばさみやごみ袋を持った参加者たちは、篠山城跡や城下町の周辺を巡り、空き缶やたばこの吸い殻などを拾い集めました。
この活動では、なんとティラノサウルスの着ぐるみを見かけた観光客とも交流があったそうです。
周囲の人たちとの楽しい会話も、生き生きとした雰囲気を醸し出し、まちごとが一体となって環境を守る意識が広がっていることを感じさせました。
身体を動かす喜びと環境意識
参加者の一人、足立誠子さん(49歳)は、「身体を動かすことは素晴らしいことだし、自分たちの街がきれいになることは大きな喜びです」と話しています。
街の中で楽しみながら、環境意識を高めていく姿は、多くの人にインスピレーションを与えています。
私たちも日常の中で、環境を考えた行動を少しずつ取り入れていくことができれば素敵ですね。
これからの活動にも期待
このような清掃活動を通じて、地域の団結力や環境への関心が高まっていく姿を見ると、未来に向けた希望を感じます。
柔軟な意識を持ちつつ、楽しく活動するこのような機会は、私たち一人一人にとっても大切な体験です。
暖かい季節まで、さらに多くの人たちが参加して、きれいなまち「プレゼント」の精神が広がっていくことを願っています。
皆様もぜひ、近くの取り組みに参加してみてはいかがでしょうか?楽しい出会いや素敵な経験が待っているかもしれません!